血気(けっき)もっとも是れ(これ)事を害す。暴怒(ぼうど)また是れ事を害す。
血気、暴徒を復職する、その害さらに甚だし(はなはだ)意味は、
血気はは最も事の成就を害してしまう。怒りに任せた暴発も同じである。しかし最も悪いのは、血気にはやるふりや怒りにもとづく暴発をしているように見せかけることである。
といったところだろう。
血気とは若さなどの本能的な勢いや元気に任せたことを言い、暴怒とは何が正しい道かなどを考えずに怒ることに酔って狂うことをさすとしています。
このような行動はやろうとしている大事なことをを一瞬にしてだめにしてしまうことになるとして批判しています。
さらに吉田松陰は何も考えずに面白そうだからとか自分の力にまったく自信のないものが自分の存在感を出したいがために群れてあおって喜ぶような者もいるがこちらはもっとも世の中に害を与えることであるといっています。
幕末という時代は、若者が命がけで国の行く末を考え行動した時代ですが、中には、志を持たない偽者の志士もいたようです。
いつの時代もおんなじなのだなぁと感じました。
自分はどうだろう?
ちょっと自信がないけど、・・・
テレビを見ていると、連日いろんな問題が映し出されています。
環境問題、幼児虐待、殺人、教育問題、拉致問題、雇用問題、年金問題・・・
ちょっと思い出すだけでもどんどんあがってきます。
それらがテレビなどで放映されるたびに怒ったり、意見を述べたりしていますが、時々疑問を覚えるときがあります。
マスメディアによってさまざまな情報が次から次えと入ってきますが、
その情報の種類が増えている一方で内容が薄くなっているのではないかという気がします。
例えば教育の問題では、体罰を行った教師を教育者として問題視しているようですが、本当に体罰はやってはいけないことなのでしょうか?
子供が悪いことをしたときは時として体罰を与えなくてはならないこともあるのではないでしょうか?どういういきさつで体罰が悪くなっていたのかというところまではなかなか知ることができません。
雇用問題や年金問題、医療の問題なども同じようなことがいえるのでしょうか?そういった薄っぺらな情報の中で自分たちはそれぞれの問題を考え良い事なのか、悪いことなのか考えていかなければならない環境にあるのだと思います。
世間一般的な意見に流されて怒ったりするのは気をつけなければならないことだと思います。
そうはいっても、幕末に比べればずいぶん生きやすい時代になっていると思います。現在の社会問題で暴動がおきたり戦争がおきたりすることは今のところありません。しかし、今後もずっと平和な日本でいられる保証もありません。
松陰は儀のための勇気に元ずく行動が大事だと言ってます。
今の時代自分に何ができるかまったくわからないし、何もできないかもしれないけれど、この言葉は頭の片隅においておかなければいけないと思いました。
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